アルティミューン 再評価

アルティミューン再評価

2015年2月に以前のブログに記載した記事を今の総論を追加し、引っ越しました。

精神的ストレスを感じると吹き出物ができ、花粉症の時期や季節の変わり目に皮膚炎になります。

『外的刺激によるストレスや精神的ストレスなどから、肌にダメージを与える刺激が伝達されても、防御しようとするランゲルハンス細胞の機能を高める美容液』

資生堂

アルティミューン パワライジング コンセントレート 30ml 8000円 50ml 12000円

資生堂が発見したのは、20年もの研究により

「ランゲルハンス細胞が防御ネットを形成し、紫外線や化学物質などの悪玉因子を消し、過剰な刺激を鎮める機能があることを解明。ランゲルハンス細胞の機能を高める複合成分の開発」

また心的ストレスも、ランゲルハンス細胞を介し、肌に影響を与えます。

実証実験では、年齢差に関わらずランゲルハンス細胞の機能が64%増加することが実証されたそう。

スキンケアでこれほど明確に機能改善が見られたのは、世界初だそう(cafe globeより引用)

なお、ランゲルハンス細胞が肌の健康に重要な役割を果たしていることは、NPO法人日本免疫美容協会が2010年、アメリカの皮膚科学会で

複合アミノ酸がランゲルハンス細胞の機能を高め、美肌効果はもちろん、医療分野にはなるが、体質による皮膚疾患などを改善すると発表したとのこと。

【全成分】

水・変性アルコール・グリセリン・ジメチコン・BG・PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル・トリヘキサノン・(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸ベヘネス-25)・クロスポリマー・PEG-14M・PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル・酢酸トコフェロール・ローズ水・イチョウ葉エキス・カルボキシメチルグルカンNa・ワイルドタイムエキス、シソエキス・(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10-30))・コポリマー・EDTA.2Na・水酸化K・シリカ・イソセテス-10・BHT・炭酸水素Na・フェノキシエタノール・メチルパラペン・香料

保湿成分がグリセリンやジメチコン、BGなど

トコフェロール

血行促進

イチョウ葉エキス

イチョウ葉に含まれるポリフェノールが紫外線による酸化ダメージから肌を守るチオレドキシンというタンパク質の産生促進や、チオレドキシンの働きを高める酵素の産生促進

ローズ水

殺菌や肌の弾力

カルボキシメチルグルカンNa

酵母由来で、肌の防御システムを蘇らせ、もともとの修復機能を高める。これは帯状毛穴で有名なレストジェノールにも配合されてます。

ワイルドタイムエキス

植物エキスの中でも最高峰のフィラグリン産生促効果をもっています。フィラグリンとは、天然保湿因子（NMF）の元になるタンパク質

シソエキス殺菌・消炎・保湿・収斂

成分のはじめの方は、保湿成分に次いで、添加剤。この多さからもわかるように、テクスチャーでハリ感を感じさせています。

ポンプ式容器から取り出せるくらいトロッとした液状の美容液。

白濁して、多少グリーンフローラルの香りがしますが、外資系の化粧品ほどキツイ香りではありません。

伸ばして馴染ませると、ペタペタします。

うーん、このテクスチャーは苦手です。

この後に重ねる美容液の浸透は問題ないのですが、ベタつきます。

成分によりハリが出たことによるものなのか、ポリマーによるものなのかは不明ですが毛穴がビシッと閉じます。

植物オイルをブースターで使った後とは異なる毛穴の閉じかた。

【吹き出物】

私の場合吹き出物ができるのは

アルティミューンを使う前後で吹き出物の発現頻度・数などに差はありませんでした。

【ハリ・タルミなどのエイジング】

こちらを継続してとにかく毛穴が閉じるハリ感は即効性がありました。

毛穴が完全に無くなることはありませんが、継続で帯状毛穴が帯状ではなくなるほど目立たなくなりました。

【免疫力・抵抗力・防御力】

この力は、年間通して経過を見なければ判断できないと思い、結局2本リピートして計3本使い切りましたが、季節の変わり目は肌に刺激を感じやすくなっていたのが変わらなかったので、私には変化が無かったようです。

【外的ではなく精神的ストレス】

精神的ストレスによる肌荒れにも防御するということが期待されますが、私のストレスのほうが強かったのか、ストレスを感じると肌荒れするのは変わらず。

【2016年4月の総論】

このランゲルハンス細胞の機能は加齢により弱くなってしまうそうなので、ある程度年齢を重ねたかた向けの商品だと思います。

帯状毛穴やハリには、目に見える結果が出ましたが、免疫力や防御力、吹き出物などには私の場合、変化が見られませんでした。

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